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【祝】ゆるベジタリアンになって4年半過ぎて思うこと【偽善者?変な奴??】

 

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こんにちは、Linaです。

突然ですが、私、ベジタリアンになって早4年半なのです。

なりはじめたのが18なので時がたつのはあっと言う間だと思うばかりです。

これを機に自分の思うことを書き連ねていこうと思います。

 

ベジタリアンとは??

権威ある国際ベジタリアン連合等はベジタリアンを「肉、魚介類及びそれらの副生成物※含有食品を食べない者」としているが、オックスフォード辞典はベジタリアンは魚を時折食べると表現したりセミベジタリアンでも「ベジタリアン」と自称するケースがある。by wiki

 

 ということなんですね。

 

つまり、ベジタリアンにもいろんな種類があるのです。

こちらの表をご覧ください!

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                                                                                              出典:Veganic Japan

 

なんと、ベジタリアンの種類ってものすごく多いんです!!

その人の宗教的、倫理的、信条等の価値観によって食べたり身につけたりできる範囲がそれぞれ違います。

最後のブレサリアンに至るともはやなんも食べてませんよ笑(本当に存在するそうです)

 

ちなみに私はラクト・オボ・ベジタリアン(乳製品や卵は食べる)です。

それでも緩いほうだったので、だし等は深く考えずにとるようにしました。

例えば、鍋とかカレーとか、味噌汁とか!!

 

自分のことも含めベジタリアンの世界観を語れたらと思います。

 

 私が肉と魚を断った理由と今感じるゆるベジとしての私

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始まりは禅とか悟りとかに関心があったことです。

人はいつだって苦しみます。その苦しみから逃れるために、何かにすがりたくなるものです。

 

私は完全な善を探していました。

自分のもつ悪を根絶すれば悩みから解放されると思ったからです。

だから修行に励む雲水さんのように、いろんな欲を断とうと本を読み漁っていたことががはじまりです。(ちょっと恥ずかしいわ)

 

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感想(13件)

 

そんなこんなで煩悩関連の本を漁り、読むごとに宗教の神秘的な世界観に関心を持つようになりました。

この本は東大卒のお坊さんという異色の経歴を持つ方が書かれた本で、仏教の考え方がポップな絵と共に堅苦しくなく書かれていて、印象深くのこっていたので掲載しました。

 

そして好き勝手に本を読み進めていくうちに、ベジタリアンという生き方がリンクしていくようになります。(そしてシンクロニシティもおきるのでした...)

 

例えば、自分がすごく尊敬している素敵な人たちがベジタリアンだと発覚したり、ちょうどその時期になっていたり、自然と「次は自分の番」だと思ったのです。

 

影響をもらった一つに、アミ 小さな宇宙人という本もあります。

この本は世界11各国に訳されたベストセラーの本で、

スピリチュアルだけどストーリーに筋が通っていて、パワーあふれていて読んでいて居心地がいいです。

ちなみに挿絵があのちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんなのでなおさらほんわかします。よかったら手に取ってみてください^^

 

ベジタリアンになりたての頃は、早く完全なビーガンになりたいと思っていました。

そして完全な善を追い求めて生きたいとも思っていました。

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しかし、そう思えばそう思うほど、現実社会を敵に見てしまい、他ともうまくやっていけずとても心が疲弊するようになりました。

 

考えてみれば18歳なんて大学生になりたてで、いろんな人と会い、元気で多感な時期です。

そんな時に、自分で肉と魚を食べないと選択したことは結構大変でした。 

 

例えば一番多いのは、周りからの批判や疑問、心配ですね。

当たり前ですが、私にできたことは相手からの批判や議論を受け止めることでした。

 

根本は同じ平和を求める違う宗派間の紛争と同じで、自分の選択を正しいと証明するために相手と戦うのは無駄だと感じるからです。

 

しかしなんだかんだ孤独になり、自分で選択しておきながら苦しい思いをすることになります。

 

 

そして自分が完璧な善になれないという挫折感や葛藤で苦しむことにもなりました。

 

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 むしろ、自分が善を求めれば求めるほど、自分の心の醜さやエゴ、不満が目に付くようになり偽善的でさえ思うようになったのです。

 

幸せになりたかったのに、煩悩から離れたかったのに、

自分はどんどん不幸感と向き合わざるえなくなるようになったのでした。

 

 

 

そんなこんなで、そんな中途半端な自分を許すようになったことが、自分のベジタリアンとしての在り方をすこしずつ良くしていくきっかけになりました。

 

「何事もゆるく」がキーワードです。

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今でも肉や魚のかたまりを口にすることはできません。

(間違って食べてしまうことはありましたが)

 

しかし、大切な人との食事の時間を共有する時はスープの共有はしたいと思えるようになりました。

それを口にする自分も許せるようになったし、なによりおいしいと思えるようになれました。

 

私が本当に求めていること、、、

 

それは自分がハッピーだと思う生き方で周りも世界もハッピーを派生させていくことです。

 

自分が幸せに生きるには、自分が心地よいと思える生き方をつらぬくことも大事ですが、自分が大切にしたい周りや空間とある程度協調できることが生きやすくなるのは事実です。

 

私が選んだ空間や人々は、ベジタリアンしかいない空間ではなく、様々なバックグラウンドや文化、価値観をもったカラフルな人たちとかかわりあえる空間です。

 

私は自分を大切にしたいし、カラフルを受容してカラフルな人たちを大切にしたいです。

 

なので、もっとベジタリアンの世界観を深めてみたい一方で、自分のベジタリアンとしての姿勢ももっとゆるくできたらいいなと思っています。別の角度でお肉をいただくことに挑戦してみたいとも感じているのです。

 

例えば、自分が計画しているのはモンゴルでお肉をいただくことです。

出来れば自分で手をかけてちゃんと命をいただくことを感じながらまた肉を食べてみたいって思います!

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ということでなんだかんだゆるベジライフは楽しんでいるのですが、

きっと自分が身を置く場所で、その場所にもっと協調したいと思えるようになったら、

私のベジの在り方も変化していくと思います。

 

信念を曲げずに自分に厳しくしようとか、みんなが食べるから無理やり食べるとか、自分の首を絞めるようなことはしたくありません。

 

ゆるく、自分の心地よさを追求したいと思います!

 

「今の生き方が好きだから」です。

 

「どうして肉魚食べないの?」

 

と言われたら、正直弁解するのも議論するのもめんどくさいので

「自分に洗脳されました」と自虐的に言ってます。

 

ですが、もっともっと本音を体現しててけるようになりたいと思っています。

 

まとめ

 

まとめますと、日本では多くないゆるくベジを4年半ほどやって

いろいろありましたが、

生きてるし、わりと幸せだし、大切にしてくれる人には喜んで大切にしたいし、

自分が肉魚を断ったことで、違う角度で物事を見られるようになったことは、

学ぶこと多かったと思います。

 

今後もいろんな選択をするうえで、どんどんマイノリティーになるような選択をしてしまうかもしれません。

 

でも完璧な選択はないし、それで自分があるていどハッピーでいられると思うのなら、

そう決断していけばいいと感じます。

 

 以上です!!

 

今日もありがとうございました^^